sakai

酒井酒造

桶の思い出や、苦労話、桶がいいと思う理由などを教えてください。

製造現場から聞こえてきた声で「あっ」と思ったのは、冬の仕込み時期、金属製のタンクに触れるとすごく冷たいんだと。だけど木桶に触れた時は冷たくないと話していたこと。
無機と有機みたいな感じで、木桶には何とも言えない温かみがある。和みがある。和醸良酒の言葉が蔵内の金言であるならば、和みを演出してくれる木桶がある蔵はやっぱりいいと思わざるをえないのです。

なぜ桶仕込みをすることになったのか、なぜ桶仕込みを続けてきたのかその経緯と理由を教えてください。

木桶仕込みへの取り組みのきっかけは、2006年4月に桶仕込み保存会が開いた「いまさら桶を考える会」に参加したことでした。
会の中で試食した木桶仕込みの味噌や醤油、イカの塩辛の何とも形容しがたい旨さを感じたことは、社長(当時・現会長)が抱いていた近代化・合理化した酒造りへの疑問に対するヒントになりました。
近代化・合理化で失った「何か」を木桶造りで取り戻す。そのために木桶造りの取り組みを続けています。


酒井酒造株式会社
山口県岩国市中津町一丁目1番31号
0827-21-2177
http://gokyo-sake.co.jp/

特定非営利活動法人桶仕込み保存会
381-0102 長野県長野市若穂保科4455 tel 026-214-6282